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リベラルネット戦略を提案するブログ

私はこうしてネトウヨになった。元ネトウヨが語るネトウヨ発症のきっかけの体験談とその反省

まとめサイトがきっかけでネトウヨになってしまった人の体験談が話題に

当ブログでは近年のネット右翼の増加の背景には、まとめサイトの役割が大きいと度々主張してきました。

この度、かつてネトウヨだったという方の証言を得ることができましたので紹介します。

私はこうしてネトウヨになった
私はこうしてネトウヨになった

鬱をきっかけにまとめサイトの巡回を始める

リベラルネット戦略にも協力していただいている緒凡(勉強中) (@syobonnu2) さんの証言です。

(@syobonnu2) さんがかつてネトウヨになったきっかけは、会社で鬱になったことをきっかけにまとめサイトを巡回するようになったことでした。

最初はネトウヨではなく、ブラック企業告発系のまとめを中心に見ているだけだったそうですが、偶然ネトウヨ系のまとめサイトのリンクを踏んでしまったことをキッカケにネトウヨを発症されたそうです。

まとめサイトは相互RSSやアンテナサイトという仕組みによって生活系やおもしろ系の一見健全なまとめから、数ステップのリンクをたどるだけで簡単に極右のネトウヨサイトに移動できてしまいます。

これによって、もともと政治にあまり関心のない人が極右思想に感化されたりする現象が起きています。特に精神を病んでいて情報の真偽を判断する能力の低下している方が洗脳されやすいのでしょう。

自分の観察範囲では重症のネトウヨには鬱などの精神疾患の発症歴を持っている人が多いと思います。それは休職などで自宅で暇を持て余している間にやることがないので、まとめサイトを巡回するなどの習慣が生じて、結果としてネトウヨサイトにハマってしまうことや、認知能力の低下によってネトウヨのデマを見抜くことができなくなるなどの背景があると考えています。

どちらにせよ、まとめサイトで本当に困っている人をターゲットに罠を張っている極右やビジネス右翼、宗教右翼は到底許すことはできません。

ブラック労働に苦しむ自分を助けてくれなかった左翼への反発心を植え付けられる

リベラルネット戦略の文脈から興味深いのは、左翼=リベラルへの反発心や弱者へのヘイトが芽生えるきっかけについての証言です。

これは多くのネトウヨに共通する心理ではないでしょうか?

弱者のルサンチマンを食い物にする極右とビジネス右翼の存在

マジョリティの姿をした隠れマイノリティの救済がネトウヨ増加に歯止めをかける

追記

愛国奴

愛国奴